腰痛で鍛えるべき筋肉はインナーマッスル
腰痛で鍛えるべき筋肉はインナーマッスル
こんにちは.津整体院の近藤智之です.津整体院は腰痛・坐骨神経痛・冷え性を専門とした三重県津市にある整体院です.
整形外科や接骨院に通院し,その後,津整体院に来院される方からよく聞くのは腹筋を鍛えて下さいと言われましたとのこと.
もちろん,腹筋は重要な筋肉です.
けど,腹筋って3層に分かれているのって知っていますか?
一番表面にある大きな筋肉を腹直筋といいます.いわゆるアウターマッスルとか,表層筋と言われている筋肉の一部です.
この腹直筋を鍛える為には,仰向けで膝立てて上体を起こすという一般的な腹筋の鍛え方ですね.
この鍛え方では腹直筋が鍛わりますが,一番深い位置にあるインナーマッスル(深層筋)である腹横筋は鍛わりません.(しっかりと正しく行えば鍛えることも可能ですが)
腰痛に大切なのはインナーマッスルである腹横筋です.
なので,腹筋を鍛えて下さい→腹横筋を鍛えて下さいという意味で伝えているのであれば良いのですが,なかなか,腹筋⇒腹横筋といったイメージはわかないのではないでしょうか?
もし,腰痛があり,腰痛改善目的でアウターマッスルである腹直筋ばかりを鍛えてしまうと,逆に腰への負担が大きくなる可能性があります.
腰痛になる方の大半がインナーマッスルである腹横筋の活動が低下しています.
それなのに,アウターマッスルである腹直筋ばかり鍛えてしまうと,動作が粗雑となりどんどん腰への負荷が大きくなります.
なので,せっかくの努力が欲しい結果に繋がりません.
鍛えるべき筋肉はインナーマッスルである腹横筋です.
しっかりインナーマッスルを使える状態に変えていきましょう.
最後までお読み頂きまして,本当にありがとうございました.
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